HEARTbank Co., Ltd. 理念集

 
 
ミッション(何のために存在しているのか)
『大切な人が快生となれる、よりよい環境を作りのこしていく』



ビジョン(目指す社会像)
『愛する人を抱きしめ、子育てと共に挑戦でき、家族の笑顔が溢れる事とのできる、物心両面で幸福な社会』
『”弱さ””違い”も活かすことのできる社会』




■Hbの行動指針
1, 理念を羅針盤とする
2, 問題を見つけ、工夫を繰り返し、諦めない、其れが頑張る(最高水準を追求)
3, チームを勝利に導く言動をする(※発言と行動)
4, 変化を受け入れ、変化を推進する(素直さ)
5, 自ら考え成長と学びを追求する
6, 誠実な言動をする
7, 愚痴や陰口がなく、前向きな言動をする
8, 常に感謝し、素直に学ぶ言動をする(謙虚)
9, 誰に対しても敬意を持ち、礼儀正しい言動をする
10, 他者の前で褒め、個別にアドバイスする
11, 限りあるものから、より大きな成果を生み出す(節約と成果)
12, 第三者に伝えられてもよい言動をする
13, 安易な妥協や馴れ合いではなく、真摯で止揚な言動をする
(真摯:真面目で熱心、止揚:異なる意見をぶつけ合って、より優れた結論に至ること)
14, 常に整理・整頓して清掃され、清潔な状態を保つ
15, 自立(自分で)・自率(自ら)・自律(ルール・計画に沿った)の言動をする
 


イソップ物語から学んだ“大切にしたい考え方

1)心配り・優しさ
【複雑にしない ▶︎ シンプル・シームレスにしよう】・・・『イソップ物語』
:何事もシンプル・シームレスの方が分かりやすい。「軽い・小さい・短い・近い」方が複雑ではない。例えば話もそうで「軽小短近(軽やかでリズムよく、小さく(細かく)具体的で、短くまとめた、身近な例えのある話)」が聴きやすい。
活動に関しても、一貫性のない色々なものが存在するよりも、一貫性のある環境の方がシームレス(継ぎ目のない)で分かりやすく、やりやすく、継続しやすい。




2)適切な判断
【無理を作らない ▶︎ 余裕を作ろう】・・・『ウサギと亀』
:心には余裕があったほうがいい。余裕がないと判断も悪くなり、笑顔も少なくなっていくし、よくない行動をとってしまう事も多くなる。その為に早い行動力も重要な要素となる。




3)長期的視野・目的の本質
【焦らない ▶︎ 地道な判断を持とう】・・・『ウサギと亀』『北風と太陽』『※ワタミ創業者 渡邉美樹氏の言葉参照』
:全ての物事で、焦りは、良くない結果に繋がりやすい。成長もそうで、焦りは禁物。木の年輪のように、少しずつではあるけれど確実に成長していけるほうがいい。年輪の幅は狭くて数が多いほどに堅くて強い。物事の判断や進め方にも同じことが言える。手間を惜しまずに一つ一つ着実にやる方が、確実で安心できる。何事も焦るといいことがない。
押すときもあれば引く時もあり待つときもあっていい。後退せず、一歩一歩土を踏みしめ、周りの景色を一つ一つ覚えて歩く亀になろう。歩くのが上手になったら、同じ気持ちで少しずつ早く歩く工夫をしよう。風が来ても雨が来ても、後退しない体の重さを持とう。困れば手足を引っ込めてしまえばいい。目的・目標・計画を明確に持ち、どっしりと進む亀になろう。



【短期で考えない ▶︎ 長期で考えよう】・・・『ウサギと亀』『北風と太陽』
:いいときも悪いときも低成長を志して大切な本質を自然体で維持できることが大切だ。そうでないと損得や感情での判断が出やすくなってしまう。急な成長でなくていい。昨日より紙1枚ほどの成長を積むことが出来ていれば称賛しよう。短期で大きく変動するよりも、紙1枚ほどの積み重なりが安定して長期で継続できている方がいい。そのためにも今の行動が大切である。



【本質を忘れない ▶︎ 本質を考えよう】・・・『子ヤギとオオカミ』
:調子がいい時も悪いときも、何かを判断する時、悩んだ時には、今一度目的の”本質”を冷静に見つめ直して判断する。それは目的の本質に沿った行動か?もしかしたら感情で動いてしまっているのかもしれない。




4)学びと成長
【他者と比較しない ▶︎ 比較は過去の自分としよう】・・・『馬になりたいロバ』『ウサギと亀』『イヌとその影』『カラスとハトたち』
:今の自分の存在は、今までの自分の積み重ね。比較するのは他者ではなく、昨日までの自分。昨日より1歩成長できる行動をしよう。昨日より1歩成長できることに喜びをもとう。昨日より1歩成長できている人を称賛しよう。人と比較し始めると目的が変わってしまう。昨日の自分よりちょっと成長できていることに喜びを感じ楽しみながらやっていたのに、楽しみが無くなってしまう。それに、人を羨み損得で判断した行動は、周りにいた大切な人たちからの信用をいつしか無くしてしまう。他者を羨んでばかりいると、今の幸せさえも逃げていってしまうのだ。




5)肯定する、認め合う
【短所を見つめない・短所と受け取らない・短所となる場所を選ばない ▶︎ 個性が活かせる場所を選び、個性を長所と受け取れるようにしよう】・・・『泉のほとりのシカ』

:場所によって短所は長所にもなり、長所は短所にもなりえる。物事は見方次第でどうにでも変えることが出来る。先ずはそのチカラを何処で使うか?が大事だ。



【一人でやらない ▶︎ 認め合おう、協力しあおう、自分の役割を認識しよう】・・・『胃袋と足』『棒の束』
:人間は誰にでも一長一短がある。だからお互いの長所を認め合いながら協力してやるほうが、より良い成果を生むことが出来る。人には「得意な事」「やりたい事」「得意でない事」が存在する。これを理解する事ができれば、それぞれのポジション・役割分担を認識・把握し認め合うことが出来やすくなれる。人は誰もが「やりたい欲求」「一番でいたい欲求」がある。でも自分と相手を理解し認め合うことが出来れば必ず幸福に繋がることができる。





6)人としての魅力
【Take & Giveにならない ▶︎ Give & Giveでいよう】・・・『北風と太陽』

:自分の一方的な押しの一手、ゴリ押しでは無理がある。”北風と太陽”に出てくる太陽のように相手に快感のような”喜び”を与えることができれば、自然と相手の方が行動を起こしてくれる。人としての魅力がこれに当たるもので、魅力は周りの人たちへのGive精神(気配り心配り)によって育まれていくもの。


【恩を売ろうとしない(見返りを求めて行動しない) ▶︎ 恩は贈りものとしよう(見返りを考えない)】・・・『ネコとトリたち』
:「~してやる」「~してやったのに」と相手に恩を売る様な考え方をしない。その気持ちは言葉の節々に必ず見えてくる。打算的な考えは必ずいつか見抜かれて、結果そばにいて欲しくない人となり、いつの間にか一人ぼっちになっている。恩は売るものではなく、贈るもの。恩贈りで徳を預金していると、当人たちからの直接的な見返りはないけど、いつの間にか口コミなどで印象がよくなり、巡り巡って別のところから返ってくる事の方が多いものです。


【衝動で動かない・継続は力となる ▶︎ よりよい継続の力をつけよう】・・・『オオカミと少年』
:”損得や快楽”で行動してしまうのは人間だからしょうがない。しかし、その時に一度立ち止まって”善悪で判断する”ことを意識していけるかが大切。衝動をコントロールするためにも、”よりよい判断”を意識して作っていく。その積み重ねを継続することで“習慣”となっていく。継続は信頼を作ることも無くすことも出来る。だからこそその時の衝動で行動せず、一度立ち止まってもう一度今の自分を見つめてみよう。継続とは良くも悪くも必ず力となる。




7)誠実
【私欲に飲まれない▶︎ 私欲を離れて正直・愚直・純粋でいよう】・・・『金の斧と銀の斧』

:人の本質は、正直で純粋な人を応援する。泥臭くても愚直で純粋で誠心誠意のある人に『信頼』を寄せてしまう。そして信頼が積み上がることで応援が集まり、大きな力となる。



【表面上のもので判断しない(見た目、体格、年齢、資格など) ▶︎ 子供のような見上げる心を持ち続けよう】・・・『ライオンとネズミ』
:見た目等表面上のものだけで判断しない。体格が細く小さい人だからと馬鹿にしている人が、実はとても勇気や責任感があり、多くの人からの信頼を得ていて、自分のできない知識を圧倒的に持っている人なのかもしれない。容姿や履歴書の見た目がとても素晴らしく尊敬している人が、実は勇気も責任感もなく、言われた事しか出来ない、信用がない人かもしれない。年下だから経験値がまだまだだと下に見ている人は、実は自分の年齢層からは見えない風景が見えていて、自分たちからは感じえない事を感じることができているのかもしれない。いつまでも心は子供のままでいよう。偉くなろうと、賢くなろうと、子供のように“周りの世界を見上げる気持ち“を忘れずに見上げていれば、自分自身を過大評価することもないだろう。



【表面ばかりを着飾らない ▶︎ 中身を育てよう】・・・『みえっぱりのカラス』
:表面の着飾りはメッキと同じで、見てくれは綺麗だが結局は剥がれてしまう。そしてメッキが剥がれた場所は、ものすごく目立つ様になり、本当はそうでもないのにメッキの下が本来よりも悪く見えてしまう事が多い。表面を着飾るよりも、先に中身の方を大切にする。ブランド名よりも品質。服であれば流行デザインよりも素材と機能。生き方であれば見栄よりも幸福感。そんな風に私は思う。




8)前向き
【失敗・逆境と受け取らない ▶︎ 前向きな捉え方を心がけよう】・・・『犬と肉屋さん』

:失敗や逆境という類のものは必ず誰にでも存在する。その事柄をどのような形にして受け止めるかが大切。失敗したことや、逆境と感じていることは、つまりは進展することが出来るための課題発見ができていることと同じこと。本当は全くもってポジティブな状況に進んでいくことが出来ているのだ。




【悔やみ続けない ▶︎ 可能性を信じよう】・・・『波を数える男』
:過去を気にして悔やみ続けても取り返しはつかない。それよりも今からが大切。今から先のことは変えることが可能な世界で、誰にでもその世界が待っている。だからこそ、可能性を信じて笑顔で歩いて行こう。




9)感謝と謙虚さ
【当たり前と思わない ▶︎ 常に感謝し、謙虚であり続けよう】・・・『馬になりたいロバ』『金の卵を産むガチョウ』

:その成果は自分の成果だと強欲になってしまうのが人間。しかしより良い成果を願うのであれば自分を取り巻くあらゆるモノに対して感謝の気持ちを抱かなければならない。自分を取り巻く全ての事柄は当たり前ではない。先人の発明や周りの人の行動によって今がある。「見えないところで誰かがいつも力を貸してくれているんだなー」「実は恵まれていたんだなー」という謙虚な姿勢が新たな機会や幸福な人生をもたらしてくれる。




10)背中を見せる
【一方的に避難しない ▶︎ 自立、自率、自律している姿を見せていこう】・・・『子ガニと母ガニ』

:「親の背中を見て子は育つ」というように、子供・若者・後輩も親や大人、周囲の人を見て育つわけだから、他人の言動を非難する前に、自分自身がいいお手本となるように心がける方が大切なのではないか。組織の人間関係、指導も似ている。山本五十六も「やって見せ、言って聴かせて、やらせてみて、褒めてやらねば、人は動かず」と述べている。まずは自分が率先して行い、やり方・要領を教え込んでから、実際にやらせてみる。その結果を注意する前に褒めることが肝心。だいいち、人は認められる事が大好きである。




11)創造的でオープンマインド
【皆同じだと思わない ▶︎ 深く知ろうと努力しよう】・・・『おんどりと宝石』

:欲しい物、求めていることは人それぞれ。年齢も身長も髪型も、好きな食べ物も人それぞれ。ということは、成長も性格もやりたいことも人それぞれでいいのだ。だからこそ、全ての人を喜ばせようとすること自体が失敗の入り口に立とうとする行為になる。誰に向けてのものなのか?を明確にして、その人のことを深く知ろうとする努力が必要だ。




【1つの窓から見ない ▶︎ 色々な窓を覗いてみよう】・・・『キツネとコウノトリ』
:自分の窓からの風景だけで判断しない。もしかしたらそこから見た風景だけでは自己満足になってしまうかもしれない。相手が見ている窓、全体が見える窓からの風景も覗いてみると、違ったものが見えてくるかもしれない。



【価値観を1つと思わない ▶︎ 価値観は人それぞれだと思っていよう】・・・『まちのネズミといなかのネズミ』
:都会での人混みやダイナミズムに価値観を持っている人、のんびりした余裕ある時間を価値と感じている人、と価値と思える部分は人それぞれ。このように1つの物事から与えられる価値観は1つだけではない。究極を言えば、その物事と向き合った人の数だけ価値観は存在する。



【固執しない ▶︎ 諦めではなく、見切りを判断しよう】・・・『キツネとブドウ』
:簡単に諦めることはよくないが見切りは必要。拘りは大切だが、意味のない悪い拘りは必要ない。自分には実は他の使命があって、その未来の点に向かって線として繋がるためにも、今回は進路変更の時なのかもしれない。諦めでなく本当に見切りとなっている時、今まで努力した時間は、未来の点に辿り着くための重要な点に必ずなっている。