Hbは目的を持って進んでいる船です。その目的に共感した仲間が集って目的地を目指して進んでいる船なので、この船の考え方が合わない人、ルールを守れない人、そぐわない人が存在すると”本当に大切な同志的仲間”の人生が台無しになってしまいます。なのでこの船の考え方やルールに共感できる仲間だけが集ってください。そうでない人は乗船しないでください。その為に羅針盤を設けています。
どんな人と一緒に時間を過ごしたいと思うか?
『約束を守らない、強情、利己的・損得勘定で行動する、責任感がない、裏表がある、言動に一貫性がない、事実とは違う事を話す、保身的な言動をする、自分以外の非とした言動をする、さぼる、感謝の気持ちが薄い、礼儀正しくない、真剣に話を聴かない、本質とずれた言動をする、未来に繋がらないネガティブな言動をする、陰で馬鹿にしたり中傷的で陰湿な言動をする、感情的で非建設的なコメントをする』
私はそんな言動の人と一緒にいたいと思わない。
『約束を守る、素直、利他的・是々非々で行動する、責任感がある、裏表なく公平、言動に一貫性がある、事実を伝える、献身的な言動をする、自分の非として考え言動する、素直に学び勤勉、感謝の念を感じられる、礼儀正しい、真剣に話を聴く、本質を捉え真摯な言動をする、未来に繋がる前向きな話をする、陽口(ひなたぐち)を発する(相手がいない所で感謝や賞賛の言葉を発する)、論理的で建設的なコメントをする』
私はそんな言動の人と一緒にいたい。
自分はどちらに向かっているか?常に振り返ってみよう。
このチームは目的を持って活動しているので、目的を達成する事が勝利の定義になります。なので、そのための発言と行動を行える人だけが必要です。適切な報連相ができる人、自ら考え成長と学びを追求する言動ができる人、限りあるものからより大きな成果を生み出す言動ができる人、自分や周囲に対して安易な妥協や馴れ合いではなく成長のために真摯で止揚な言動ができる人、組織の価値が上がる言動ができる人、です。チームが勝利から遠ざかる全ての発言や行動は仲間はもとより、結果として自分も不幸にしてしまいます。今の自分の言動は目的に沿って真摯で止揚な言動ができているか?チームを勝利に導くものか?自分の感情的なものが入ってしまっていないか?その感情的なものは利己的になっていないか?冷静になって自分を振り返ってみよう。
(真摯:真面目で熱心)
(止揚:異なる意見をぶつけ合って、より優れた結論に至ること)
3-1:適切な報連相ができる人
(私たちは、組織の目的を達成するために、常に協力し、情報共有を大切にする必要がある。なぜなら、情報は鮮度が命であり、正確な情報に基づいた行動こそが、成功への道を開くから。もし、情報が古かったり、間違っていたりすれば、誤った判断や対応をしてしまい、目標達成から遠ざかってしまう可能性がある。だからこそ、私たちは常に最新の情報を入手し、共有し合い、互いに協力し合うことが重要なのだ。)
3-2:自ら考え成長と学びを追求する
(私たちはこの世に誕生した後、出会うもの全てが新しく、それらから学び得ることで成長することが出来ている。周りから聞こえてくる言葉が気になり理解を求め、周りにいる人達から学び得たことで、言葉を理解し話すことが出来るようになった。身の回りから目に入ってくるものが気になり理解を求め、周りにいる人達から学び得たことで読むことや書くこと、目の前にある物が何なのかが分かるようになった。何歳になっても成長とは同じことだ。自ら考えて、成長と学びを求めた行動をしている人のみが、結果として成長出来ているだけだ。)
3-3:限りあるものから、より大きな成果を生み出す(節約と成果)
(人、物、金、情報、時間など、自分が持っているものには全てに限りがある。その限りある資源から、目的に向かって大きな成果を生み出していくことが人生という中での活動であり、また自分が関わっている事柄も同様で、自分やチームが持っている限りある資源から、目的に向かってより大きな成果を生み出す活動が使命である。そうでない行動はチームメンバーや関わる人の限りある資源を無駄に消化していることになり、豊さを奪っていることにも繋がる。)
3-4:安易な妥協や馴れ合いではなく、真摯で止揚な言動をする
(「嫌われたくない」「孤立したくない」などの思いがあるだろう。だから指導する時や注意をする時、意見をする時など、中々行動を起こしづらい。逆に不満などを聞いてくれ共感してくれる人の事をいい人だ、仲間だ、と思うだろう。その思いすごく分かる。ただ、そのような思いで、自身が所属するチームの目的を達成することが出来るだろうか?チームをより良くすることが出来るだろうか?クライアントを幸福にすることができるだろうか?今一度考えてみよう。チームが目的を達成することの為に、互いに切磋琢磨しあえる仲間と行動を共にしたい。そして適切な意見に対して不満を持つのではなく本質と向き合おうとするメンバー、適切な意見をしてくれるメンバーに対して感謝しあえる仲間と行動を共にしたい。)
事柄に対して上手く行かなかったり、何か違和感を感じる事があったら、それは次の段階に成長できるための”問題”に出会え、”課題”が見つかったという事。問題や課題に出会えたという事は、成長するために何が必要なのかという”答え”を見つけることが出来たという事。なので、その為に何をどうすればいいかの工夫を考え、その行動を繰り返しやってみるだけでいいのだ。この行動を諦めずに続けること、それが”頑張る”という事。結果、最高水準を追求し続けられる。なので、まずは”問題に気づく事が出来るスキル”を持つことが重要だ。
(問題:目標と現状とのギャップのこと)
(課題:ギャップを埋めるためにできる具体的な行動のこと)
同じミスが起こりやすい、物がない、物が溢れている、思考や動きの乱れを感じる、分かりにくい、やりにくい、まとまりにくい・・・といった事が起こらない環境を作ることが大事。どれか一つでも起こることで、必ず他の事も起こりやすくなる。結果として不安定な状態が生まれてしまい、失敗の方向へ向かい始めてしまう。これらの事柄を感じていないか?一つでも感じる事柄があるならば『人・物・情報・タスク・環境・仕組み』のどれかに整理・整頓・清掃の改善余地があるということだ。よりよくできる可能性がまだ残っているということだ。
(整理:不要なものを無くすこと)
(整頓:必要なものを使いやすい場所に配置すること)
(清掃:きれいにして点検を行うこと)
(清潔:過ごしやすい快適な状態)
自律:『ルールや規範に対し行動を適切にコントロールする』
自立:『自分で、考える・行う・責任を持つ 行動』
自率:『自ら率先する行動』
組織が適切に機能していくためには、この行動を行える人がリーダーや先輩であらなければならない。
それが未熟な時は、『自律の行動』『上席から指示された行動』が出来なければならない。
それが出来ない人は、他者が作った組織には合わない。何故ならその組織の価値観に沿った行動ができないので阻害要因となってしまう。組織に加入するとはその組織の価値観に共感し合意し、価値観に沿った行動を約束する事なので、それが出来ないのであれば、自分で独立して、自分のルールを設けて活動した方がいい。